犀陵クラブは長野市を拠点とする男子中学生のバスケットボールチームです。中学生（U15 世代）がバスケットボールに打ち込める環境を作るために立ち上げました。バスケットボールを通じ、心身ともに健全な青少年を育成し、誰からも応援される選手・チームの育成を目指しております。また、スポーツの普及を推進し、地域社会の振興に寄与することを目的としています。願いは「部活動のまま」。古き良き部活の雰囲気を残したチームでもあります。

U15世代の部活が地域移行されることで、今まで学校主体で行われていた部活動の特色でもある生活指導が含まれたクラブ活動がなくなってしまうのではないかと思っていました。それなら、部活のいいところを残したクラブを作ろうと有志で立ち上げたのがこの犀陵クラブです。その為、競技の指導だけではなく、生徒指導も行います。例えば、挨拶のしかた一つを取ってみても相手に感謝の気持ちを込めて挨拶をするように。荷物の置き方や廊下の移動の仕方まで指導します。もちろん、学生の一番大切なことは学業ですので、学業も大切にします。そのうえで行う競技の指導は、仲間意識の強化や、辛い練習でも努力してやりきる事で何かを得るという経験を積むことで、様々な場面で必要となる人間性を育むことが出来ると考えています。

監督・コーチの中には教員経験者がおり、指導陣の人数も多いのでそれぞれ個性はありますが、厳しいだけでなく選手一人一人としっかりと向き合い、部活の様に親身になって接しています。指導した子供たちが大人になったとき、こんな指導をしたいと思ってもらえるように、また次の世代にも伝わるような指導をしていきたいと思っています。また、部活動の良いところを残しつつ、地域移行することもメリットで、学校外の指導者が増え、いろんな角度から指導が可能になったことで、技術面での指導も向上し、今まで行き届かなかった部分もサポート出来るようになりました。また、学校という枠を超えたことで、新しいことも取り入れることが出来るようになりましたので、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと思います。

目標は北信越大会出場！！まずはこの目標を達成したいですね！部活動が地域移行していく中でも、願いは「部活動のまま」という信念を持ち指導をしていますので、バスケットボールの技術だけではなく、困っている人がいたら自然と手を差し伸べられるような、当たり前のことが当たり前に出来る人間になる。同じ理想や目標に向かっている仲間同士本音をぶつけ合える。そんな仲間作りを目標としています。練習はきついことをしているのに、自然と笑顔があるチームです。浮ついた雰囲気だけではなく、古き良き部活の雰囲気を残すという方針は変えず、将来たくさんの壁にぶち当たったときに自分の力で乗り越えられるように。自分の力だけではどうしようもならない時は、仲間と一緒に乗り越えられるように成長してほしいと思っています。

バスケットボールが好きな子、部活動が好きな子、素直な子、優しい子、元気な子、やんちゃな子など、どんな子でも面倒を見ます！お家や学校など、こんな事で困っているという保護者の方の悩みもお聞きし、私たちと一緒に活動していく中で改善していきたいと思っています。まだ立ち上げて２年目ですので、今は犀陵中の子だけが所属していますが、ぜひ他校の子にも来てほしいと思っています。